ウィーン工房はハプスブルク王朝の栄華の中、女帝マリア・
テレジアがウィーンに創設した、マイセンに継ぐヨーロッパで
2番目に古く、かつ由緒ある磁器工房です。1920年代からは
工房をアウガルテン宮殿に移し、ハプスブルク家の伝統を
守り抜いています。ウィナーローズは18世紀から伝わる
パターンで、全て職人の手作り、熟練したアーティストの
手描きのため、バラの表情が一つ一つ異なります。
現代ものと異なりハンドルはエレガントなバロック様式です。
ヘレンドにも似たようなパターンがありますが、こちらが
由緒あるウィーン窯を引き継いだものです。
素晴らしい状態です。
制作年代: 1920〜1930年代製
サイズ: カップ:7.5cm x 5.1cm, ソーサー:11.5cm