初期ハロック時代の傑作 ヴェルヴェデーレシェイプは
アウガルテン磁器工房の初期の時代に作られたもので
ウィーンにあるヴェルヴェデーレ宮殿を思い 起こさせる
美しいフォルムとなっています。ハプスブルク王朝の
女帝マリア・テレジアの名を冠したこのデザインは
アウガルテンを代表するシリーズの１つ。
深く落ち着いた緑は、ハンティング（狩猟）のシンボル
であったモミの木の色です。６柄ある花のモチーフの
中でもやはりバラのデザインは一番の人気柄ですが
マリアテレジアのヴェルヴェデーレシェイプは殆ど
日本には出回っておりません。

制作年代：  1950〜1980年代製
サイズ：    カップ：10.5cm x 5.5cm x 5.2cmソーサー：15.5cm、プレート：19cm