桜が染付けされ、ピオニー、或いは鶴や蝶々、植物がコバルトブルーと 純度の高い金彩で絵付けされた大変美しい大振りのカップとソーサーです。19世紀中頃から後半にかけ、ロンドン万博に始まりウィーン、パリ万博で一躍ヨーロッパでブームとなった、日本文化の影響を強く受けたジャポニズム作品です。欠けやヘアラインなどはありませんが、若干金彩の剥げと貫入があります。ただ、日常使いには何ら支障がありません。
原産国:イギリス
窯・工房名:ロイヤルウースター
制作年代:1886年製
サイズ: カップ:10cm x 7cm、ソーサー:16.5cm x 2.8cm