1929年、ニューヨーク証券取引所での株の大暴落をきっかけに、世界は大恐慌時代に陥りました。 しかし、アメリカのガラスメーカーはアールデコ調や繊細なデザインの色グラスを次々に発表、不況にもかかわらず「デプレッション・グラス」として、一大ブームを巻き起こしました。
ここでご紹介するのは、デプレッショングラスの稀少アイテム、コレクター垂涎のキャビアを盛り付ける為のボールです。外側のガラスは立体的な幾何学模様で、内側に朝顔型のクリスタルガラスを支えるまちが3個所取り付けられています。外側のボールに氷を入れ、内側朝顔型クリスタルにキャビアを盛り付けるのです。 キャンドルの光に立体的デザインのボールが輝き、プレゼンテーション抜群です。
原産国:アメリカ
窯・工房名:フォストリアグラス
制作年代:1930年代製
サイズ: 14cm x 7.5cm