フィレンツェの風景がシックに描かれたチョコレートカップです。でも長いこと高い輸入税がかけられていて、一般的な飲み物になったのは19世紀の半ば頃のこと。つまりココアは長いこと庶民には関係のない高級な飲み物でした。だから、そのカップも高級に造られる必要があったのです。手の込んだ優美なものが喜ばれ、このカップのハンドルはメダルのデザインですが1820年頃のマイセン窯で最初に創案されたものです。
原産国: イタリア
工房・窯: リチャードジノリ
製作年代: 1930年代製
サイズ: カップ:5.3cm x 6cm、ソーサー:9.5cm